仮性包茎のメンテ

1.旧約聖書のミステーク

 ユダヤ教やキリスト教の聖典とされる「旧約聖書」に割礼の風習が掲載されている。だが、仮性包茎の男性にイギリス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、カナダで、包皮を切り取る割礼は推奨されていず医療保険も適用されない。動物は仮性包茎であり、生物にとって仮性包茎は亀頭を保護するうえで自然な状態である。

 出生時の男児はほとんどの場合、亀頭(きとう)が包皮ですっぽりと覆われた状態「包茎(ほうけい)」で産まれてくる。包茎はほとんどの人が思春期を迎える前には解消され、亀頭が露出する「露茎(ろけい)」か仮性包茎となる。仮性包茎(かせいほうけい)のままで一生を送る人が大多数である。

 日本人の成人男性の8割超が仮性包茎で、完全に亀頭が露出している方が少数派であり、海外においても仮性包茎と呼ばれる状態が大多数派である傾向は同様である。仮性包茎は、亀頭を包皮が覆っているものの、手で剥けば完全に露出できる状態を指す。

 仮性包茎は、真性包茎のように包皮口が狭くないため、無理なく包皮を剥くことが可能である。日本人男性の多くがこの状態に該当し、日常生活を送るうえで大きな支障が出ることは少ない。痛みや炎症を繰り返す場合や、日常生活や性行為に支障がある場合には、医療機関での相談が適切である。

2.金儲けの道具にされた仮性包茎

 1953年ころの雑誌「少年」や「少年クラブ」に「仮性包茎」を放置しているとガンになるという広告が掲載されていた。ある美容整形外科医によって、仮性包茎と呼ばれる状態は正常ではなく、治療すべきであるという価値観が捏造された結果である。

 日本の美容整形外科医は、日本人男性に対し「包茎を治さない人は人間じゃない」という概念を流行させた。日本中の男性を恐怖のどん底に陥れ、多いときには1日に300人もの男性の包茎手術を行なっていた。彼はこれをビジネスと割り切り、当然のことながら恥じることなく多額の収入を得た。

 美容整形外科医は「包茎でいると、女性に嫌われる、臭い、病気になる、ペニスが成長しない、精神的にコンプレックスになる」といった脅しを繰り返していたが、仮性包茎は医学的に病気ではなく、正常な状態であり手術をする必要性はない。

 当然保険の対象にはならないので手術費用は個人負担であり、一人33,000~66,000円を請求される。しかも、美容整形外科医が考案した「早く美人にできる整形技術」が韓国に渡り、韓国の整形美人が皆同じ顔になってしまった。この人は1人で韓国に相当な迷惑をかけてる。

3.仮性包茎の問題点

 仮性包茎の場合、包皮を指で下げると亀頭を露出でき、この包皮と亀頭の間に辱垢(ちこう)が溜まりやすいので清掃が必要だ。これは尿道から分泌された潤滑液や消毒液などが結晶化したもので、リコッターチーズやカッテージチーズに似ている。この辱垢は還暦が過ぎるころまで分泌され、その後は分泌が減少して辱垢はできなくなる。

 辱垢を放置していると雑菌が繁殖して臭いを発するので、入浴時にシャワーで亀頭をしっかりと洗浄する。平常時は、トイレットペーパーを巻き戻して切り取り線の6か所目で切り取り、三回畳んで15cmほどにしてから亀頭を包むようにして辱垢をぬぐい取る。

 辱垢を2~3日放置してもそれが原因で病気になることはない。また、仮性包茎だからペニスが成長しないというのも嘘で、仮性包茎であっても性交に支障はなく、性交時に感度が鈍るという事もない。感度は脳がつかさどっているので、感情が高ぶれば感度は自然に上がるものである。

 ただし、仮性包茎にも個人差があり、勃起時に自然と剥ける軽度のタイプから、勃起時も包皮がかぶっている重度のタイプまで幅がある。包皮のかぶり具合や戻りやすさによって、衛生面や見た目、性行為などに悪影響を及ぼすこともあるようだ。あなたがもしそうなら、早急に泌尿科医に相談すべきだ。真性包茎の場合は手術が必要である。

 仮性包茎は、包皮が亀頭を覆う際に陰毛を巻き込みやすく、皮膚が引っ張られて痛みを感じたり、亀頭を傷つけてしまったりすることがある。また、傷ができた状態を放置すると、炎症や感染症を引き起こす可能性もあるため注意が必要と言われる。

 包皮が亀頭を覆っていても、手でスムーズに包皮を剥ける場合は、日常生活や性行為に大きな支障をきたすことは少なく、亀頭や包皮内を清潔に保てることができる。性行為時に包皮を指で下げると障害にならず、不便を感じていなければ何もする必要はない。

 包茎矯正グッズや医療用包茎矯正器具というものも数種類販売されているが、矯正器具は誤った使い方をすると陰茎を傷つけ、血流障害による組織ダメージやうっ血、陰茎の壊死、包皮の裂傷、炎症などの重大な健康リスクを伴う可能性があるのでお勧めはできない。

4.毎日注意することは

 小水を催してトイレへ行ったときは、便器の三分の一が隠れるまで前進し、亀頭を包んでいる包皮を指で下げて亀頭を露出してから排尿すべきである。亀頭が外気に触れるとヒャッとするが、排尿が始まると周囲に包皮がないので小水は直進できる。

 包皮を剥かずに排尿すると、尿道から出た尿は包皮にぶつかり直進できなくなる。その結果、尿は包皮を押し開くように出てくるので方向が定まらず、左右へ飛んだり床へ滴り落ちるようになる。私はトイレ清掃を始めた時に床に落ちた自分の尿に気づいた。

 膀胱にたまった尿の多いときは、かなりの勢いで尿道口から吹き出してくる。すると亀頭を覆う包皮に当たって行く先が定まらなくなり、左右の床へと飛んでいく。こうなるとトイレの床は水浸し、いや尿浸しとなる。公衆トイレの便器の前に尿が落ちているのは、亀頭を露出してから排尿していないからである。

 時には、尿の行き先を包皮が邪魔をして、ボトボトと床へ落ちていくこともある。自宅のトイレで自分で清掃するならまだしも、他人の尿の始末はしたくない。公衆トイレ清掃員の気持ちになって配慮すべきだろう。排尿のためにトイレへ入ったときは、尿の行方を定めるために亀頭を包んでいる包皮を指で下げ、亀頭を露出してから排尿すべきである。

 あなたが次に読む記事は「ピロリ菌の除菌」です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です